パパ活をすることでアルバイト以上に簡単に稼げるという人もいますが、確かに地域によってはただパパとデートを楽しむだけで数万円稼げることもあります。
そのために今ではパパ活に精を出している若い女性が多くなっているのですが、その反面気を付けなければならないことがあります。
それが、性病です。
パパ活の内容、すなわち大人の関係を持つことで性病にかかるリスクがあるのです。
ここでは、パパ活と性病の関係について解説します。
パパ活で気を付けたい性病は
クラミジア
パパ活でパパと性行為やその類似行為をすることによってクラミジアに感染することがあります。
分泌物との接触や感染部位の粘膜に接触することで感染するのですが、これを放っておくと他の性感染症、例えば梅毒やHIVなどに感染するリスクも高まってしまいます。
クラミジアは抗生剤で治療することができますが、梅毒やHIVは現代では完治させられない病気なので注意が必要です。
梅毒
梅毒は感染部位と粘膜や皮膚の直接的な接触で感染します。
性器と性器あるいは性器と肛門やオーラルセックスなどが原因だと言われています。
年々患者数が増えている病気で、知らぬ間に感染しているケースも少なくありません。
梅毒に感染すると頭痛や倦怠感、のどの痛みや筋肉痛などの諸症状だけでなく脱毛が見られるなど他の病気にはないような症状が出てくるのが特徴です。
エイズ(HIV)
エイズはこれに感染している人の血液や精液、汗などに含まれており少量では基本的に感染することはありません。
しかしこれを多く含んでいるウイルスが感染源になりますので、少量だからと油断すると大変なことになります。
代表的な例としては注射器の回し打ちで、これによって感染するケースがかなり多いです。
また、感染原因の大半が性行為によるものなのでパパ活で性行為をしまくっていると知らぬ間に感染している可能性もあります。
性器マイコプラズマ
性器マイコプラズマはあまり聞いたことがないかもしれませんが、大変な病気の一つです。
尿道炎や膣炎などの症状が出てきたり、場合によっては不妊の原因になることもあります。
性器マイコプラズマは感染者の体液と直接的に接触することで感染してしまいますので、パパとの性行為ではこの危険が考えられます。
飛沫では感染しないものの、ディープキスを繰り返してしまうと感染のリスクを自然に高めることになるため注意が必要です。
性病はどんな性行為で感染するの?
上記のような性病がありますが、そもそもどのような行為で感染するのでしょうか。
本番以外下記のような行為でも感染出来るので、しっかりと頭に入れて、性病予防行動がとれるようにしましょう。
キス
キスで性病に感染する確率は決して高くはないですが、しかし確かに感染することがあります。
感染者とキスをした時に粘膜の接触があるためこれにより感染してしまうのです。
長時間のキスだけでなく、ソフトなものでも場合によっては感染することがあるため注意が必要です。
オーラルセックス(フェラ&クンニ)
性器同士の接触で感染することの多い性病ですが、オーラルセックス(フェラ&クンニ)でも高い確率で感染します。
なぜかというと、性器に性病を持っている人とこのような行為をするとのどに感染してしまうからです。
あるいはのどに性病を持っている人がオーラルセックス(フェラ&クンニ)をしても感染してしまいます。
世界的に見ても特に日本人はオーラルセックス(フェラ&クンニ)を好んでいると言われていますので、安易にこういった行為を行うのは非常にリスクが高いと言えます。
性器やアダルトグッズに触れる
性器やアダルトグッズに触れるという何のことはない行為も、性病にかかるリスクがあります。
そもそも性器に性病を持っている人の性器に触れると感染しますし、性病患者の体液のついたアダルトグッズを触れば感染する可能性があります。
例えばゴミ箱に捨ててあるアダルトグッズを処分しようとうっかり触れてしまい、感染するケースも考えられるのです。
パパとセックスしてないので性病に感染した経験・体験談
10代の女性 知人に性病にかかった人がいて、同じような症状が出てきたためとても心配になりました。 性行為はしていないためなぜ同じような症状が出たのかは分かりませんでしたが、結果的に疑いがあっただけで感染していなかったので安心しました。 感染すると大変なことになるため、安易に誰かと性行為をするのは危険だと思います。
20代の女性 最近は若い女性の性病患者が多いと聞いていたのですが、実際に私も感染してしまいました。 確かにこれまで何度か男性と関係を持ちましたが、誰が原因でどういう経路かは全く分かりません。 私の場合はクラミジアで、尿道に炎症が起きてしまいました。 抗生剤で治療できるため安心はしているのですが、まさか自分が感染するなんて思ってもいなかったので皆さんもしっかり考えてからそういう行動をした方が良いと思います。
30代の女性 ある時性器が突然痒くなって、冬場だったので単純に乾燥しているだけかと思っていました。 調べたところもしかしたら性病に感染したかもしれないと思い、念のため病院に行きましたが検査の結果性病ではありませんでした。 性病の初期症状とほぼ同じような状態が続いたので強く疑いを持ちましたが、私のようにもしかしたら、と思ったらすぐに検査を受けた方がいいと思います。
30代の男性 お店で色々な女性と性行為をしたからか、排尿する際に熱を感じるようになりました。 あまり長く続くので性病かもしれないと思い検査を受けたところ、性病ではありませんでした。 性器にかゆみがなかったので性器の初期症状とは少し違うとのことでしたが、最初から性病についてもっと知っていれば慌てることなく対応や行動できると思いました。
40代の男性 若い人でなくても性病には感染します。 あまり性行為をする機会がないために感染することはないと思っていましたが、少し発熱が続いて性器がかゆいと思っていたため検査を受けたら陽性でした。 HIVなど重いものではないので、少しずつ治療をしていきたいと思います。 少し体がおかしいと思ったら、過去の行動を思い出してみて検査を受けるのはとても大切だと感じました。
実に幅広い世代で性病やその疑いを持っている人が多いことが分かります。 パパ活ですので若い女の子だけと思い込んでいる人もいるかもしれませんが、性行為をすると感染するリスクは小さくてもあるということを頭に入れておきましょう。
パパ活で性病が心配なときはまず検査!
パパ活はデートやショッピングだけでなく、条件交渉次第ではパパと性行為をすることもあるでしょう。
特にお金が欲しいと思っている女性は相場の高い性行為をOKしてしまうかもしれません。
自分が大丈夫でもパパが性病患者でそれを知らずに性行為をして感染する可能性もあります。
パパに検査をして、というのは抵抗があるかもしれませんが少なくとも女性自身は心配な場合にはまず検査をしましょう。
病院でも検査ができますが今は自分でできる検査キットがあります。
簡易的なものは安いですが、大切なことなので少しお金がかかるしっかり判定してくれるキットを使うのをおすすめします。
パパ活で性病を防ぐためにできる対策とは
オーラルセックスでもコンドームを使う
性病を防ぐために大切なことはやはり、コンドームを使うことです。
コンドームと言えば避妊のためのグッズという人もいますが決してそれだけではありません。
特にオーラルセックスを好んでする人は必ずコンドームをして性病にかかるリスクを少しでも軽減させなければなりません。
不特定の人とセックスをしない
日常で不特定の人とセックスをする人は少なくありません。
このように不特定の人とセックスをするということはそれだけ性病にかかるリスクが高まってしまうと言えます。
毎回同じ人とセックスするのであれば、その人が問題なければなんの心配もないですが例えばナンパをして一夜だけの関係を持つような場合にはもしかしたら相手が性病を持っている可能性も考えられるのです。
自分はセックス依存症だから仕方がない、という人もいるでしょうがだからこそコンドームを装着したり徹底的に検査を受けるなど工夫が求められるのです。
ディープキスをしない
ソフトなキスでも感染する可能性があるのですから、濃厚なディープキスはその可能性がかなり高くなります。
ましてや自分と相手の唾液が口の中に入るので性病を持った菌を取り込んでしまうこともあります。
好きな相手だから濃厚なキスがしたいというのも分かりますが、好きな相手だからこそお互いに性病のリスクを少しでも減らす努力が大切です。
普段から相手とディープキスをしていて、ふとした時にのどに違和感があったならば真っ先に性病を疑って検査を受けましょう。
性病の種類
最後に性病の種類についてまとめてみましょう。
代表的なものはここでも紹介したクラミジアや梅毒、HIVなどですがその他にもトリコモナスや淋病、ヘルペスやカンジダなどがあります。
それぞれがどのような初期症状を見せるのかすべて把握するのは難しいことですが、性行為やその類似行為をして何となく体の調子がおかしいと感じたら様子を見るのではなくできるだけ早く検査を受けた方が良いです。
それで何もなければ良いですが、仮に性病だと分かったら早めの治療が必要になります。
他にもパパ活で注意しないとトラブルに巻き込まれるリスクなどはこちらでチェックしてみてください。