パパ活を行う場合、特に注意しておきたいのが「お手当」の取り扱いについてです。
デート後にお金を支払わないまま逃げてしまう男性もいるため、お手当については必ず先払いで受け取っておくことがパパ活においては非常に重要になります。
しかし初めてデートする男性とお金を交渉をする自信がない人もいるはずです。
この記事ではそうしたパパ活女子のために、パパ活での先払いが重要な理由と確実に先払いをしてもらうための方法について解説していきます。
パパ活でお手当先払い(前払い)が必須となる理由とは?
まずは何故パパ活においてお手当の先払いが必須になってくるのかを、改めて各要素ごとに確認していきましょう。
- 相手の男性が本当にお手当を払ってくれるかどうかの保証はない
- デートの最中もお手当のことが気になってしまい集中できない
相手の男性が本当にお手当を払ってくれるかどうかの保証はない
パパ活のルールは当事者間で何となく共有されているだけのもので、それを破ったからといって誰かがペナルティを課してくれるわけではありません。
詐欺罪など本格的な法律に訴えることは可能かも知れませんが、パパ活自体がグレーゾーンに当たるためお金を騙し取られたとしても法的に訴えることには女性側にもリスクがあります。
たとえ口約束で「お手当は必ず後払いする」と言われたとしても、そこには何の保証も存在しないことは強く意識しておくようにしましょう。
デートの最中もお手当のことが気になってしまい集中できない
パパ活デートは何もお手当だけを目的に行うものではありません。
裕福な男性に連れられて普段は訪れないような高級店や観光地を訪れるのは、お金を抜きにしても十分に楽しい体験となります。
しかしお手当が後払いになっていると、このあと本当にお金が入ってくるのかどうかが気になってしまいせっかくのデートに集中できなくなってしまいます。
また、デート中に気が散っていると相手の男性の満足度も下がってしまい結果的にパパ活の評価自体も下がってしまう恐れもあります。
パパ活のお手当を先払い(前払い)してもらうことで生まれるメリット
お手当を先払いで受け取ることには、単純に未払いのリスクを回避する以外にもいくつかのメリットがあります。
ここではパパ活デートでお手当を先払いしてもらうことで生まれるメリットについて考えてみましょう。
- お互いにお手当の支払いを確認した状態でデートを始められる
- 相手をきちんとリスペクトしてデートに臨める
- パパ活特有の不安を取り除ける
お互いにお手当の支払いを確認した状態でデートを始められる
お手当を先払い制にしておくと女性側がお金を受け取れないリスクを回避できるだけでなく、男性側にとっても「お手当を払い忘れる」リスクを回避することができます。
お手当の後払いには実は意図的なものだけでなく、払い忘れが相当な確率で発生することは言うまでもありません。
特にデートが盛り上がったあとに改めてお金の話を持ち出すのを忘れてしまうケースは少なくないため、お互いにとってもお手当を先払いにしておくことにはメリットがあると言えるでしょう。
相手をきちんとリスペクトしてデートに臨める
まだ信頼関係がしっかり出来上がっていない相手とデートするに当たっては、まずお金の管理を性格にしておくことが相手へのリスペクトを生む第一歩となります。
気前よくお手当を先払いしてくれる男性ならパパとしてそれだけでも十分魅力的な存在となりますから、女性としても前向きな気持ちでデートに臨むことができるようになるはずです。
パパ活特有の不安を取り除ける
基本的に、パパ活女子はデート中の安全を自力で確保する必要があります。
お手当を先払いしてくれない相手はそれ以外の点においても配慮してくれるかどうか常に不安が付きまとうため、落ち着いた気分でデートすることは非常に難しくなると考えていいでしょう。
お手当の先払いを相手に認めさせることは単なるギャラの問題だけに留まらず「こちらの要求を相手が守ってくれる」安心感に繋がります。
パパ活のお手当を先払い(前払い)で女性側が気をつけるべきポイント
お手当の先払いを頼むに当たっては、相手の男性にばかり要求を突きつけるだけでは上手くいきません。
交渉をスムーズに進め、以降のトラブルを避けるためには女性側もいくつかの注意事項をしっかり守っていくことが大切になります。
- 先払いを受け取った上で相手との約束を破らない
- タイミングを見計らって実際にお手当の中身を確認しておく
- ホテルデートの際は個室に入るまでにお手当の交渉は終えておく
先払いを受け取った上で相手との約束を破らない
お手当を先払いした以上、男性側にとってはその時点でパパ活の契約は成立した認識となります。
すでに契約が成立しているのに女性の方が勝手に約束を破れば、それは相手男性の怒りを買って当然ということになるでしょう。
先にお手当を受け取った以上は、可能な限り相手との約束は守るようにしましょう。
タイミングを見計らって実際にお手当の中身を確認しておく
基本的にパパ活のお手当は現金手渡しになることが多いはずです。
本来はその場で金額をチェックすることが望ましいとはいえ、これからデートを始めようというタイミングでは金額を確認できない場合もあることでしょう。
そのためトイレに立った際などに、お手当の中身をそれとなく調べることは非常に重要です。
また金額を間違えないためにお手当は財布に入れるのではなく、デートが終わるまでバッグの中などに別に保管しておくようにしましょう。
ホテルデートの際は個室に入るまでにお手当の交渉は終えておく
大人の関係をパパ活デートに組み込むのであれば、先払いや金額の再確認といったお手当に関する全ての肯定は個室に入る前までに終えておくようにしましょう。
実際にベッドに入ってからお金の話を持ち出しても、相手の男性が落ち着いて交渉に応じてくれる可能性はほとんどありません。
また事後に追加でお金の話を出すのも男性に嫌がられることが多いため、お手当関係の交渉は本番前までに確実に終わらせておくことが肝心になります。
パパ活で実際にお手当を先払い(前払い)してもらうタイミングとは?
ここからはより具体的に、パパ活デートの際にどのタイミングでお手当を先払いしておくべきなのかについて解説します。
それぞれのタイミングごとに注意点も異なるため、自分に合った最適なタイミングを知っておくようにしましょう。
- デートの待ち合わせ場所で出会った直後
- 月単位や回数単位でのまとめ払い
- ホテルでの本番前
デートの待ち合わせ場所で出会った直後
待ち合わせ場所で出会った直後に当日分のお手当を先払いしてもらうのはパパ活の基本となっています。
特に初めての相手と待ち合わせをした場合には事前に「お手当は対面直後に手渡し」と条件を出しておいて、その条件をちゃんと守ってくれる相手かどうかを見極めるようにしておきましょう。
複数回のデートを重ねている相手でも、毎回おざなりにせずお手当を先払いし続けてくれるかどうかは相手の信頼性を測る上で重要な指標となります。
月単位や回数単位でのまとめ払い
長期間のパパ活契約をしている相手とは、月単位やデート回数に応じた先払いを頼んでみるのもおすすめです。
月単位の場合は月初めや前月末にお手当支払いのタイミングを合わせると計算がわかりやすくなるでしょう。
デート回数単位での先払いを要求する場合は、女性の側が約束した回数のデートをしっかり実行することも必要になります。
お手当を先に受け取ってしまうとデートのモチベーションが持続しないこともあるので、自信がない場合はお手当のまとめて先払いは避けた方が無難です。
ホテルでの本番前
ホテルでの本番に重きを置いているパパ活デートの場合は、ホテルの部屋に入る前にお手当を受け取るのもあり得る選択肢となります。
ただしその際には、必ず部屋に入る前の何かあっても逃げられる時点で先払いしてもらうようにしましょう。
部屋に入ってから先払いを要求しても、相手に押し切られてしまう危険があります。
パパ活のお手当先払い(前払い)を認めさせるための交渉テクニック
お手当の先払いを成立させるには、相手男性に先払いの意思を確実に伝えることが何より重要になります。
その上で相手の感情を刺激しない、むしろ好感を得られるような交渉を心がけるのがパパ活での先払いを成功させる秘訣です。
- 顔合わせの条件に「お手当先払い」を含めておく
- 過去にお金にまつわるトラブルがあったと伝える
- デート中にお金のことを気にしたくないと伝える
顔合わせの条件に「お手当先払い」を含めておく
パパ活アプリやマッチングアプリを使ってパパ活相手と出会う際には、最初からメッセージに「お手当先払い」を絶対条件として書き込んでおくのがもっとも簡単です。
ただし表向きパパ活を禁止しているマッチングアプリでは「お手当」といった隠語もNGになってしまうことがあります。
しかし大抵のマッチングサービスにはパパ活の報酬を指し示す別のワードがあるので、そのサービスで使われているワードを調べて書いておけば大丈夫です。
過去にお金にまつわるトラブルがあったと伝える
メッセージや対面で先払いを直接交渉する際には、具体的に過去にお金に関するトラブルを受けた経験があると伝えておくと説得力が増します。
その際「パパ活で」トラブルに遭ったかどうかは相手によって言い方を変えるようにしましょう。
男性の中には前のパパ活経験を匂わせて欲しくない人もいるからです。
友人とお金の貸し借りをしてトラブルになってしまったことがある、といった内容でも先払いを切り出すには十分なので自分なりに工夫して話すようにしましょう。
デート中にお金のことを気にしたくないと伝える
「デート中にお手当をもらえるかどうか不安になりたくないから先払いにして欲しい」といった言い方で交渉するのもかなり有効です。
それ自体は嘘偽りのない本音であるため、相手を自然と説得しやすくなります。
加えて「デート中はパパのことだけ考えていたい」といった言葉を操れるようになると、大抵のパパ活は上手く進みます。
パパ活の先払い(前払い)の約束をどうしても守ってくれない相手に出会ってしまったら?
先払いの交渉をしたとしても、全ての男性が素直に応じてくれるとは限りません。
どうしても先払いに応じてくれない男性に対しては、自分の安全を守りながら決然とした態度で臨むようにしましょう。
- 交渉を長引かせないでそのまま帰る
- 受け取り額に応じてデートの規模を変更する
- 警察や裁判所に訴えると伝える
交渉を長引かせないでそのまま帰る
顔合わせの時点で先払い交渉で揉めてしまったら、下手に交渉を長引かせずにさっさと切り上げて帰ってしまうことをおすすめします。
一度揉めてしまった相手と良好な関係を築き直せる可能性はかなり低いのに加えて、デート中にもまた他のことで揉める危険があるからです。
意地になって交渉を続けると相手を逆上させるリスクも高くなるため、とにかく揉めてしまったらすぐにその場を離れて連絡も断つようにした方が安全です。
受け取り額に応じてデートの規模を変更する
全額ではなくその半分でもお手当を先払いしてもらい、その代わりにデート内容も半分にしてしまうというのも一つの交渉術となります。
たとえば2時間デートの約束を1時間にして「これ以上はちゃんとお手当を払ってください」と交渉再開するというのは、相手を怒らせないようコントロールしながらお金を引き出すには有効なテクニックとなります。
ただし相応のコミュニケーションスキルは必須となるので、誰にでも可能なことではないと思っておきましょう。
警察や裁判所に訴えると伝える
これは先払いの約束が守られないままにデートが進行してしまった際の最終手段となります。
相手がどうしてもお金を支払ってくれない場合には、警察や裁判所に訴えると警告することも必要になるでしょう。
しかしその際は絶対に2人きりの状況で交渉しないことが大切になります。
必ず安全を確保した状態で交渉するか、可能ならなるべく対面での交渉を避けて電話やメッセージでやりとりするようにしましょう。
パパ活お手当の先払い(前払い)に関するまとめ
パパ活を安全に気持ちよく進めるにはお手当の先払いを受け入れてもらうことが第一の条件となります。
すでにお手当の先払いはパパ活の基本として浸透しているため、それを受け入れてくれない男性を排除するだけでも厄介な相手をかなりの確率で避けることができる点も大きなメリットとなっています。
それでも先払いの交渉が上手くいかない時は、相手が急に逆上してくるリスクを常に考慮に入れた上で対処法を試していくようにしましょう。